2019年10月17日木曜日

お行儀が良い政治記者

 15日夕方の記者会見で、自民党のニ階幹事長が「まずまずに収まった」と発言したことの釈明をしたらしいんだけど、その中に違和感を感じる言葉がある。

「極めて大きな災害だから、しっかり対応して」まではいいけど、この後の

関係者の不安を一日でも早く拭い去る努力をしたい。」って・・・、

関係者ぁ~?!

関係者って何?
誰やねん関係者って。

そこは、国民とか被災された方たちって言うところなんじゃないのぉ~~~?

こういうのを聞くと、普段この政治家が、何を考えているか、誰のことを考えているか、どんな目線で政治してるかが分かると思ってしまうわ。

自然な形で「国民」「被災者」という言葉が出てこないってことは、自分に利益をくれる人のことしか念頭にないんじゃない?と私は思ってしまうな。

周囲を取り囲んでいる記者たちが、なぜ、そこを突っ込まない!

大物政治家に臆することなく舌鋒鋭く切り込んで食い下がる根性がある記者っていなくなったわよねー。

まあ、最近の政治記者はお行儀がよくなったこと~。

報道が、舐められるわよ。




日本人は矜持を失った

 IOCが東京2020オリンピックのマラソンと競歩を札幌で開催することを検討している。

さて、どうするということになってる。

 端緒を言えば、東日本大震災から復興する、日本を元気にする、そのために、オリンピック招致をするという考えが古い。何の根拠もなくキレイごとに過ぎない。

言い出しっぺのあの人は、東日本大震災を現実的、長期的に厳しく捉えていない。

この時点で、反対の声が東京都内に上がらなかったことに私は大きな疑問を感じるし、そんな場所が日本の中枢機能が集まる首都だということにも不安を感じる。

オリンピック開催の日程は、アメリカ都合の日程で、くそ蒸し暑い日本の8月になったわけだけど、これにも日本側から猛反発があったとの報道はない。

個人も企業もメディアも日本全部が、オリンピックムードに乗っちゃって、だーれもシビアに合理的に現実的に考えていないように感じられる。

オリンピックは、都市開催ということになってる。ということは、開催する東京都の予算内でやらなければいけない。コンパクトにということにもなっている。それにも関わらず、予算は膨らみ国税も投入することになってしまった。

令和二年(2020)の東京オリンピックは問題だらけ。
誰も疑問を呈さず、問題提起さえしない。
国民の間からおかしいという声も上がらない。

戦争とスポーツという大きな違いはあるけど、第二次世界大戦に突入していった時の日本のムードに似てると思う。

日本人の悪いとこ。

撤退する勇気がない。
仕事でもなんでも「やめる」ことを「悪」と考える。
突き進んだことの弊害と退き得られる利を見ない。
筋が通った正しい考えを持っていても、自分が少数派や異論者になることを恐れて口をつぐむ。黙るだけならいいけど右へ習えして、ますます拗れる原因を作る。
全体主義で全体的思考に縛られやすく同調性バイアスが働きやすい。
社会で起きる出来事を自分のことと捉えることが苦手で、正常性バイアスも強く我が身に直接振りかかってこないことには基本無関心。
国家プロジェクトというような大きなものになればなるほど、対面や体裁を取り繕うことに必死になって臭い物に蓋をする。このことを「八方丸く収める」」と言って誤魔化す。
客観的視点、長期的視点を失って大失敗する。
現状維持が苦手。

これが、日本人の欠点。

韓国が日本批判をする理由も理解できる点があるのよね。汗!

冷静に客観的に見れば、来年のオリンピックは問題だらけ。

将来の暮らしに懸念材料が山積していることを直視しないと日本は終わると思う。

世界恐慌が日本発なんてことにならないようにしてもらいたいものだわ。

もしかすると、国際オリンピック委員会は、ずっと前から「日本、東京、オリンピック辞めますって言ってくんないかな。夏は暑すぎるし地震も多いし台風も来るし開催中に南海トラフ巨大地震なんかが起こったらどうする気なんだい?問題だらけじゃん。日本、大丈夫かよ。」ってのが本音なんじゃない?(笑)

オリンピックがビジネス化したのはアメリカロスアンジェルス大会からだと言われている。

政治や金儲けとは無関係である平和の祭典がビジネス化することは、オリンピック理念に反するので、我が国日本ではオリンピックは二度と開催しない。こんな古来持っていたはずの日本人らしい考え方でその矜持を貫いてほしかった。

今の日本は、価値基準がすべてお金になっちゃってる。

戦争へ突き進んでいた頃の日本人も物事を鋭く洞察する目を失ってたと思うし、そういう目を持っていた人たちを排除した。

今の日本人は、スポーツの大躍進が目くらましになってしまってて、大事なことをしっかり見てないと思える。それで、私は本当はスポーツが好きなのに、モヤっとしたものを感じて観戦する気になれないでいるのかもしれない。

台風19号が近づいていた数日間は、
全国的にお天気が良くない日が多かったけど、
10月10日だけは、雲ひとつない眩しいくらいの快晴だった。

不思議だなあって、空を仰いだわよ。




2019年10月15日火曜日

あー、しんど。

 台風19号の被害を受けて「予測されいろいろ言われていたことからすると、まずまずに収まった。」と、自民党の二階幹事長が発言したことには、怒りを通り越して失笑。

どんな予測を立ててたの?

私は、言われていた以上、想定していた以上の被害が出てると感じてますけど?私のこの感覚の方がフツーだと思いますけど???1000ミリも雨が降るなんて誰が想像してましたかぁ?

まだ、被害の全容も把握できてないのに、まずまずって何?

この台風は、こういった被害の範囲で収まるって分かってたって言うの?

神様にでもなったつもりか。

と思ってしまった。

ついつい深読みする癖がある私は、災害対策予算内で対応できる被災程度で、来年のオリンピック開催にも支障は出ない程度のことだろうといったお金と海外の視線だけを考える本音が漏れ出た発言かもしれない。

被災者や市井の人々の暮らしに思いが至っていないのだわと感じた。

ボーっと政治家やってんじゃねーよ!って、一度、5歳の女の子に叱ってもらって性根を入れ直した方がいいんじゃない?(笑)

自民党って与党を続けられる唯一の党だとは思うけど、庶民とは違うセレブ感覚の政治家が多いところが玉に瑕。上から目線なのよね。だから、こういう発言が飛び出るんだと思うわよ。本音よね。

 台風19号の被害から三日経って、東日本大震災の時に感じたのと同じような疲れを感じるようになってきた。

あの時は、自分の病気のことや仕事と私生活で大きな悩みを抱えていたことも相まって、震災の報道ばかり流れる毎日に、このまま日本が終わってしまうんじゃないかって不安に駆られた。(鬱か不安症みたいになってたかも)

個人的に抱えている問題がないことだけでも気は楽だけど、日本のどこにいても災害が自分の身に降りかかる可能性が年々高くなっていることを実感することが多くなって、不安は増すばかり。

他人事じゃないので、被災した人たちの今後がどうなるのだろうと気になる。

日本中が災害で傷付いたら私たちの暮らしはどうなるんだろうと不安になる。

そんな気分のところへ、政治家の無神経(本音?)な発言を聞くとますます気が重くなる。

あー、しんど。

政治家の失言を茶化して笑わんとやってられんわー。





無能無力のおばさんは・・・、

 自然災害が多くなってから、自分が住んでいる土地の成り立ちが気になるようになった。

それまで、浅い知識しかなかったけど、折に触れて土地の歴史に接する機会があったら知識をためるようにしている。雑学程度としか言えない知識だけど、それでも知っていくうちに、極端なことを言えば、大阪は上町台地以外は軟弱な土地だと言っていいと思うようになった。

昨日書いた二子玉川と似ているところがある。

日本は川が多い国だから、全国に似たような地域はたくさんあるんだろうと思う。


2019年10月14日月曜日

自然に逆らわない暮らし方

 今日は、恐縮ながら受け売りを土台にした話し。

今朝のテレ朝羽鳥のモーニングショーで、多摩川決壊について放送していた。

私は、東京の地理に暗いので説明が雑になるのを前置きしておく。

関西人でもよく聞く東京の地名に「二子玉川」がある。二子玉川は多摩川沿いに位置していて、堤防がなく今回の多摩川氾濫で冠水した地域ということで、モーニングショーで取り上げていた。

テレ朝社員の玉川さんが、二子玉川の空撮写真の川沿いから数キロ離れた場所を指しつつ「ここに河岸段丘があって、この段丘のところまで多摩川が削ったところになる。」と説明した。続けてゲストの専門家の人が、かつて二子玉川は、渡しがあり景観が良く川遊びのための料理屋さんが立ち並んで賑わった場所だった。堤防を築く話しはあったが景観が損なわれるという理由で料理屋さんが反対した。(おそらく戦前の話)時代が進んで賑わいが減り料理屋さんが宅地として土地を売り住宅が建てられるようになったという経緯があり、堤防を作る話し合いが行われていた最中だった。と付け加えた。

テレビが映し出す空撮を見ると、なるほど、出演者たちが言っている通りで、川の中に住宅があるといった様相を呈している。

そして、あんなところに河岸段丘があるのかとあらためてグーグルマップの航空写真を見てみたら、浸水した地域に接した川の曲がり方が不自然だと感じたし、自然な水の流れを想像したら、河岸段丘のあたりまでが本来の川幅じゃないかって気がして、モーニングショー出演者の説明がよく分かった。

それと、多摩川はかつては扇状地だったという記述も見つけた。

近代以降、都市部が開発されて人口が増え、かつては川や沼や海岸だったところに住宅が建てられるようになった。

でも、川にとって住宅があるかないかなんて無関係。

水は低きにつくと言われるけど、これプラス、水量が増えれば水は広がるということが言える。

川は水量が少ない時は川幅は広がらないけど、水量が増せば川幅が広がって当然。

水の流れや川幅というものは、人が決めるものではなく自然が決めるものなのだと思う。

こういった自然の生業を無視し、人間が人間の都合だけを考えて開発を行ってきたことが、甚大な災害を招く大きな原因になっていると私は思う。

二子玉川のあの場所に住宅がなく自然のままだったら浸水被害はないのだ。

昭和時代の経済成長だけを考えた政策のツケが回ってきているとも感じている。

根本的に総合的に社会構造を変えないと、この先、自然の脅威による被害は増すばかりだと思う。

国には、災害対策だけでなく、自然に逆らわない暮らし方の実現という抜本的なことを考え、今からでも少しずつでもいいから着手してほしいと思っている。